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2017年 02月 22日

Kalos galleryにて2

現在、Kalos galleryにて私の個展「景色から情景へ、そしてそれらが風景に変わる」開催中です。
今週末も在廊を予定しております。是非、足をお運び下さい。
Kalos galleryは今年の3月を目処に閉廊予定。
それに伴い、最後の企画「last planning」の一環として個展(正確には亀卦川さんとの二人展ですが)という形で関われた事を光栄に感じております。
そのせいもあってか、ついKalos galleryでのこれまでに思案が巡ってしまいます。
前回の記事に引き続き、お付き合い下さい。
私がKalos galleryを初めて訪れたのが、2010年。
初めて展示をさせて頂いたのが2011年7月「love and joy」という企画展でした。
もうあれから、7年もの期間お世話になっている事になります。
初めてKalos galleryでプロのではない写真家の方々の展示を見たときの事をとても覚えています。昨日の記事でも書かせて頂いた、江口さんの写真と巡り会ったのもこの時でした。
写真の展示がおもしろいと感じたのはこの時が初めてでした。
それまでも、プロの写真家の展示を見る機会はあったのですが、写真一枚一枚を見ていたのですが、一つのまとまりとして、物語やメッセージを持った展示に初めて出会ったのが、このときだったのだと思います。
「自分もやってみたい」と強烈に感じたのを覚えています。
思い切って、飛び込んでみた物の、何も分からない私にオーナーの佐藤さんが丁寧にサポートしてくれました。
サポートという枠を越えて、写真や展示、表現、もしかしたら一人の人間としての生き方について教えて頂いていたのだと思います。
佐藤さんのプロデュースは、押しつけや与えるような物ではなく、選択肢を提示してもらい、私に決定を委ねる物で、一緒に作っていく感じを味わうことが出来ました。
本当に根気強く、根気強くお付き合い頂いたと感じています。
そして、もう一つ私がKalos galleryを語る上で欠かすことができない事、それは、Kalos galleryに集う写真家の方々です。
写真を表現方法として選び、道を追求する皆さんとの交流が、私に大きな刺激を与えてくれ続けていました。尊敬する先輩として、同じ志しを持つ仲間として、時には切磋琢磨するライバルとして、そんな方々に出会う事が出来た事が、私の大きな財産となっています。
Kalos galleryはそんな出会いの場でもあったのです。
思えば、10年ほど前に写真家の渡部さとるさんに写真を見てもらった事があります。
その時「写真をやっている人達が集い、話しあい、切磋琢磨するような環境が福島や東北、住んでいる近くにあると良いですね。メールやSNSでは無く、直接顔と顔を合わせる事が出来る場所が」と話しをしてくれた事がありました。
まさにKalos galleryってそういう場だったのだと思います。
そんな商業ギャラリーって他には無いと思います。
無くなってしまうなんて本当に寂しい。
でも、Kalos galleryで得た物は、場所が無くなっても失われる事は無い物だと信じています。
まだまだ、よちよち歩き程度ですが、Kalos galleryで教えてもらった写真表現という悪魔の道を私はこれからも歩んで行ける、行きたいと強く思っております。
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by fire-mouth | 2017-02-22 19:19 | 展示 | Comments(0)


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